のぞみ医院最適学習会

「のぞみ医院」では、子どもの教育について研究を重ねてきました。その目的は、不登校やいじめ、自殺などの問題を少しでも減らそうという思いから、解決策を模索することにありました。脳科学によって明らかになった脳が学習する仕組みを活用することにより、より効率的に楽しく学ぶことが可能です。「最適教育（Optimal Education）」は、生徒の学びのニーズや目標に合わせて最適な教育環境やカリキュラムを提供することを目的とした教育の手法です。最適教育では、個人の適性や能力、興味、学習ペースを尊重しながら、探求したいという欲求に対し、最も効果的な学習体験を提供することを目指しています。

最適教育は、一人ひとりが自分に合った学び方を見つけることができるように、個別化された教育を重視します。同時にチームワークで問題解決に結びつけることも重要と考えています。生徒が自分の学びのプロセスを理解し、自分で学ぶスキルを身につけることも重要視されています。最適教育は、教育現場での革新的なアプローチとして、今後、注目されていくと考えています。

　学校の教科は、算数や理科、家庭科など科目ごとに分かれていますが、社会に目を向けると、様々な問題が科目ごとに分かれていることはありません。学校教育では、科目間の連携なく学習することが多いため、難しい科目はどんどん苦手になっていく傾向があります。最適学習会では、アクティビティーを積極的に取り入れ、科目ごとの壁を取り払います。そうすれば、体験を通してあらゆる科目を習得でき、今学んでいることが将来役立つと実感でき、学習がより楽しくなります。

　あることを探求する過程で、算数の知識が必要になったとしたら、自発的に算数を勉強して課題を解決していこうとするでしょう。これは、受験のための勉強ではなく、自分が生きるための知識を蓄積することになります。そのためには、英語は最低限必要であると考えます。英語以外にも、フランス語、スペイン語、中国語、イタリア語なども学ぶことで、世界の情報を広く取り入れることができるでしょう。インターネットが普及し、機械翻訳も発展していますが、人と人との会話は肉声での会話に勝るものはありません。世界中の人々と話せることが、問題点の探求や解決に役立つこと言うまでもありません。